シクラメの管理の仕方
意外と枯らす人が多いシクラメン
お歳暮に出回り、「春まで咲く」ということで人気のあるシクラメンですが、意外と枯らせる人が多いです。
一番多いのが「暑さ」…実は人が生活するくらいの気温に置いているとすぐにグッタリとします。そのくせ霜に当たっても枯れる。面倒だなぁ、と思いますが、しかしこの条件さえクリアすれば、底面給水で水やりも楽、開花期間も長いといいことづくめ。人気があるのも納得です。
シクラメンは直射ではない陽の光を好みます。
シクラメンは直射ではない陽の光を好みます。
陽が当たらないと葉が黄色くなってしまいます。
環境が合えば、暖房で暑すぎるより凍らない程度の
寒さの中の方が永く楽しめます。
暑すぎる場所に置くと、葉がしおれてしまい
徒長して全体的に元気がなくなってしまいます。
昼夜の温度差が少なく、ある程度涼しい場所が理想的です。
日中はできるだけカーテン越しに陽が当たるようにし
水やりは3日に1回ぐらいたっぷりと与えてください。
水やりは、葉の上からやると球根の上の部分に水がかかり
株を痛めて良くないので、土の部分に与えるか
鉢皿などに水を入れて、鉢の下から与えると良いでしょう。
最近は底面かん水のポット鉢も多く、鉢の下の部分に
水が入れられるようになっているものもあります。
終わってしまった花や、黄色くなった葉はできるだけこまめに取り除くと株への負担が減るので、次々とつぼみが咲いて永く楽しむことが出来ます。
条件があえば、まれに次々と花芽が出て一年中花が咲くこともあります。
「シクラメン」 サクラソウ科 シクラメン属 多年草
全体的に花や葉がしんなりとしてしまったら・・・
ラッピングなどを取り、新聞紙で下がってしまった葉を持ち上げるように巻き
水を貯めた洗面器かバケツに数時間浸けておくと元に戻ります。
但し、一度水が落ちると再度水が落ちやすくなるので、水やりに注意しましょう。
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