アレンジメントはなるべく早く、透明のラッピングをはずしてください。

ラッピング
ラッピングがかわいいので……ということで、そのままの状態で飾られている方がいらっしゃいますが、風通しが悪くなり、また日光が当たっていると温室のような環境になってしまいます。

置き場所は、直射日光と冷暖房の風が直接当たるような場所は避けて、室内のなるべく涼しい環境で管理します。

気温が低いと、まずお水が濁りにくくなります。また、お花の呼吸作業がゆっくりになるのでエネルギーの消費量が少なくなり、そのぶん長持ちするのです。

バスケットなど器の中には常にお水を入れておいて下さい。
(季節にもよりますが、わりと早くお水を吸い上げます) 悪くなった花や葉はなるべく早くカットまたは抜き取って下さい。

最後に、お花が終わった後の吸水性スポンジの処理ですが、乾燥させて可燃ゴミとして捨ててください。 一度乾燥させてしまうと、再度お水を吸い上げることはできませんので、保存されたい場合は、お水の中に浸した状態で置くとよいです。